Behavioral Science Lab. @ TMU

情報提示に関する実験とアンケート調査へのご協力のお願い(2025-12-05)

当 相原研究室では、「モバイルセンシングを用いたクラウドセンシングに関する研究」の中で、「視覚的刺激と興味関心に基づく行動との関係性について」の研究に取り組んでいます。 本調査で収集されたデータは、本研究目的以外には使用致しません。


研究目的

人々の興味関心はその視線の動きに反映されると考えられるが、それらがどの程度個人に依存し、また依存せず共通のものなのかという点については、明らかになっていない。提示される情報(視覚的刺激)に対して、それらへの興味関心を非侵襲的かつ対象者の受動的な反応に基づいてリアクティブに取得することができれば、効果が期待できかったり求められたりしていない不要な提示を避け、また、過剰に提示を出すことなく有効な情報接触を可能にするとともに、来訪を受ける施設や地域においても来訪者の興味関心を直接尋ねることなしに把握することにつながることが期待されます。本研究では、既存の視線に関する研究やモデルを踏まえた上で、主に提示された画面(視覚的刺激)に対しての着目点を計測することで、被験者の興味関心とそれらの動きの関係性を計るとともに、複数人におけるそれらの動作の違いや共通点および興味関心との関連等を分析することを目的としています。

調査方法

いくつかの組の写真を用い、その写真に対する視線反応を取得します。合わせて、インタビューやアンケート等により回答を収集します。 なお、視線反応データやアンケートやインタビューの回答の他、それらを実施してる際の様子を音声および映像で記録します。

個人情報とデータの取り扱い

本調査では、個人情報は取得しません。
取得したデータは、研究目的以外には使用しません。データには個人情報を含まない形で番号付けにより管理され、学会、学術専門誌、学術研究会等を通じて研究発表する際も回答者に関する情報は守秘されます。データの保管には万全を期し外部へは漏洩しません。この保管データは、所属する東京都公立大学法人 東京都立大学の規定に従い、研究終了後定められた保管期間が完了した後に破棄します。
実験に際し記録した音声や映像は、データ分析時における補助的な情報として利用するほか、研究発表等における論文や発表資料等の文書、説明用の投影スライドなどで使用させていただくことがあります。その際は、回答者が識別できないように秘匿処理等を施すなど、最善の注意を払います。

調査対象者の権利について

この調査に協力するか否かは自由意志で決定してください。

調査に協力することによる利益と不利益

本調査研究に協力することによる費用の負担はありません。協力されなくても不利益を受けることは全くありません。

調査内容の守秘

本調査で行われた実験で使用された映像等の内容や、アンケート等の調査の内容については、他の被験者への調査に影響を及ぼす可能性があるため、実験後も守秘してください。

問い合わせ先

  • 研究責任者: 東京都立大学 都市環境学部 観光科学科 教授 相原 健郎
  • 研究担当者: 東京都立大学 都市環境学部 観光科学科 山口 梓実
  • メールアドレス: behav-sci-lab-ml@ml.tmu.ac.jp

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